下野薬師寺は、栃木県下野市にあった古代寺院で、その跡は国の史跡に指定されている。7世紀末の天武朝に、この地の豪族下毛野古麻呂が建立したと考えられている。奈良時代には僧に戒律を授ける戒壇が置かれ、東大寺・筑紫観世音寺と並ぶ本朝三戒壇の一つとして東国の僧を統制する重要な官寺であった。宝亀元年(770年)には権勢を失った道鏡が造寺別当として左遷され、772年にこの地で没した。平安時代以降に衰退したが、法灯は現在の安国寺・龍興寺に伝えられている。
下野薬師寺
古代宗教施設日本
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