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ジャルモ

原始遺跡・考古イラク
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ジャルモ出土の土器鉢(紀元前7100〜5800年頃、スレイマニヤ博物館蔵)
ジャルモ出土の土器鉢(紀元前7100〜5800年頃、スレイマニヤ博物館蔵)
Osama Shukir Muhammed Amin FRCP(Glasg) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
ジャルモ出土の石杵(穀物をすりつぶす道具、スレイマニヤ博物館蔵)
ジャルモ出土の石杵(穀物をすりつぶす道具、スレイマニヤ博物館蔵)
Osama Shukir Muhammed Amin FRCP(Glasg) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

ジャルモは、イラク北東部(イラク領クルディスタン)のザグロス山脈の麓に位置する新石器時代の遺跡である。紀元前7000年ごろにさかのぼる、世界でも最古級の農耕村落のひとつとして知られる。1940年代末から1950年代にかけてシカゴ大学のロバート・ブレイドウッドらが発掘し、麦類の栽培やヤギの家畜化、日干しレンガの住居跡、石臼などの磨製石器が確認された。狩猟採集から農耕・定住へと移行する「新石器革命」の実像を伝える遺跡として、肥沃な三日月地帯における農耕の起源を考えるうえで重要な位置を占める。上層からは初期の土器も出土しており、人類の生活様式の大きな転換を今日に伝えている。

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