法円坂遺跡は、大阪府大阪市中央区大手前、上町台地北端の難波宮跡北西部に所在する古墳時代中期の遺跡である。5世紀前半に建設され、掘立柱の大型高床倉庫が計16棟検出された。倉庫は東6棟・西10棟の東西2群に分かれ、いずれも真東西方向に並ぶという古墳時代の建物としては例のない配置をとる。各倉庫は東西約10メートル・南北約9メートルとほぼ画一的で、古墳時代としては最大級の総床面積を誇る。王権直轄の倉庫群と推測され、難波堀江の開削や難波津の設置とも関連づけられている。5世紀後半には廃絶したとみられる。2001年に史跡「難波宮跡」に追加指定され、国の史跡となっている。
法円坂遺跡
古代遺跡・考古日本
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