紫雲出山遺跡は、香川県三豊市詫間町、燧灘に突き出た岬の先端にそびえる標高352メートルの紫雲出山の山頂に所在する、弥生時代中期後半の高地性集落遺跡である。1947年4月、山頂の造園植樹作業中に土器が発見されたのを契機に見つかり、1955年から本格的な調査が行われた。豊富な石鏃や剣先形石器が出土したほか、貝塚からは土器・貝輪・鹿角製釣針も発見されている。瀬戸内海の内海航路を監視する軍事的・防御的な性格を帯びた集落と考えられており、弥生時代の緊張を示す遺跡として注目される。2019年に国の史跡に指定された。
紫雲出山遺跡
古代遺跡・考古日本
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